おしらせ

【技術情報】OPV フレキシブル有機薄膜太陽電池 + EPS


株式会社MORESCO様にご協力いただき、OPV(OPV:Organic Photovoltaics:フレキシブル有機薄膜太陽電池)とEPSを組み合わせた実証実験を開始しました。
 
次世代太陽電池の一つであるOPVは、低環境負荷であり、低コスト化しやすく、低消費である電子ペーパーとの相性が非常に良い電源となります。
 

 
OPVは発電層の厚みが数百ナノメートル以下と極めて薄いため、透過性が高いという特徴があります。
また、加工もしやすいため、一般的な太陽光パネルよりも目立ちにくく自然に景観と溶け込むような形状で設置することができます。
 


 
蓄電池と組み合わせることで、安定した電源供給を確保し、電源供給設備のない屋外での使用を想定した検証を進めております。
 
 
一般的な無機化合物による太陽電池にはない特長を持つOPVは、ビルや住宅の壁や窓などの垂直面や光透過性が求められる場所、農業用ビニールハウスやテントなど曲面や耐荷重性の低い場所などへの導入が期待されております。
 
このOPVと、超低消費電力サイネージであるEPSの組み合わせにより、特にビルや公共施設、商業施設など、電源の取りにくい場所などでのソリューションの展開を進めてまいります。

協力:株式会社MORESCO 様
OPV紹介ページ https://www.moresco.co.jp/products/organic_thin_film_solar_battery.php