トリビア

HDMIで簡単に表示更新して電源レスで設置する【電子ペーパーのトリビア Vol.10】

紙のポスターの印刷や貼り換え負担を減らし、日々の業務をDX化するためのデジタルサイネージですが、一方で、現場の方が新しく機材の使い方を覚えなければならないといった課題も耳にします。
クレアの電子ペーパーサイネージ「EPS」では、本体単独でのスライドショー表示のほか、ネットワーク上にあるFTPサーバーを経由したデータ更新や、クラウドサービス「EPS SLIDE EDIT」を使った表示更新管理など、多彩な表示更新方法がありますが、日々の業務に追われている中でこれらを新しく覚えることは簡単なことではないかもしれません。
 
 
ところで、「EPS」は液晶モニターのサイネージなどでご利用のセットトップボックス(以下、STB)などとHDMIケーブルで接続できることから、お客様の既存の配信サービスをそのままご利用頂ける特長がございます。
 

 

 
 
電子ペーパーの特長として「1度表示を書き換えてしまえば、表示の維持には電源が必要ない」というものがあります。
つまり、HDMIで表示を書き換えた後は、電源を抜いていただいても表示はそのままですので、店頭のイーゼルスタンドや店内の壁掛け金具へ、紙のポスターパネルと同じような感覚で設置していただけます。

 

 
以下の動画では、実際に、この方法で表示を書き換えて、電源の取れない場所に設置する手順をご紹介しています。  

 
 
 
液晶ディスプレイには必ずSTBを接続した状態で使用し続ける必要がありますが、「EPS」であれば、1台のSTBで複数の「EPS」の表示を書き換え、しかも電源を入れなくても1枚の画像を表示し続けることができます。表示を書き換えるときには電源が必要になりますので、スライドショーをさせたりすることはできませんが、例えば――
 
・当日の日替わりメニューだけ変える必要がある店頭メニューボード
・通常は店舗ポスターとして利用し、期間限定セール期間だけ表示を変える
・電源が取れない場所に置く交通整理看板
・展示会や屋外イベントでの誘導案内板
 
といった状況でのシーンにおいて、簡単にご利用いただけます。
 
 
このように、電子ペーパーサイネージ「EPS」であれば、特別な操作方法を習得することなく、業務のDX化を行うことができますので、日々の掲示物印刷や貼り換え、すでに導入したデジタルサイネージのご利用でお困りのことがございましたら「EPS」をご検討いただければと思います。

 
 
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